東和町米川の町並みを抜け、米川小学校、若草神社脇の国道４５６号を岩手方面へ直進。
間もなく、「蚕飼山入口」の黄色い立て看板が見えてくる。
１１月も終わりが近づいた快晴のある日。標高４１８m、町内最高峰「蚕飼山（こがいさん）」の頂上を目指した。
林道には、木々の間から穏やかな初冬の日光が降り注いで、気分は上々。
遠くに大きな黒い生き物発見！
「そう言えば熊に注意！って看板あったよな？」
よくよく目を凝らして見る。
「う、牛？」
黒毛の牛が放牧されていた。近づいてカメラを向けたら「NO～～～っ！」と鳴いた。
緩やかな勾配で登りやすい山。
途中休憩をはさみながら、歩くこと１時間４０分程で山頂到着。
お決まりのヤッホー大会。
「なんでヤッホーなんだろう？」 ヤホーで検索。
３６０度のパノラマ風景。絶景。
この時は、太平洋、栗駒山、伊豆沼、室根山と東西南北方向にある場所がハッキリ見えた。
「蚕飼山（こがいさん）」
整然と管理が行き届いた杉木立、植樹の状況を見れば、この山は地域住民にとって生活そのものであり、代々大切にしてきた、そして大切に未来へつないでいこうとする気概がひしひしと伝わってくる。
くれぐれもルールとマナーを守り、自然環境保護を心がけ、アウトドアライフを楽しんでもらいたい。